ミュージックビデオにおける廃墟撮影の利点

マザリ 事例

廃墟撮影とMVの結びつき【マザリ編】

廃墟の雰囲気がMVに与える印象

ほっこり堂 埼玉の二階建て廃墟古民家をマザリさんの新MVロケ地として活用いただきました。

「呪い」がコンセプトのアイドルグループ「マザリ」さん。今回の曲は「人形-ヒトガタ-」。おどろおどろしいムカデやヒトガタ的な2人の演者さんも登場し「呪い」のコンセプトが存分に発揮されておりますが、撮影に多くのスタジオを贅沢に使われているようです。うちの廃墟以外に、ダンスのスタジオや演者さんの芝居のシーンなど。当然セットは綺麗なものばかりなのですが、時折見せる我が古民家系廃墟の古い畳やボロボロな屋内が、MVの中で時間の行き来を感じさせてくれたり、新しいものとのギャップを生み出して、厚みを感じさせてくれています。

廃墟撮影でのストーリーテリング

ロケハンの時に、廃墟内でのムカデの登場シーンの話なども出てました。綺麗な白装束が時が経つにつれ血に染まり曲のクライマックスに。美しい衣装と廃墟とのギャップが観るものの想像を掻き立ててくれます。

マザリ

MV制作における廃墟の重要性

廃墟はできるだけ手を加えないようにしております。自然に朽ちていく様や人の存在や時間を感じさせる残ったものもそのまま味として使っていただけるようにしております。屋根が剥がれ下りている様なんて、どうしたら程良くなるのか、廃屋を多く見ている管理人でも想像がつきません。是非とも廃墟の写真や動画をご覧になって、興味を持っていただき、ロケハンにお越しいただければと思います。